あたらしいうた

明日はどんな服を着よう
明日はどんなわたしになろう
あっという間に明日は来る
相変わらずのわたしがいる

大人になったら何になる?
将来の夢と訊いたのに
大人になったら夢はもう仕事という名に変わってた

子どものころは願ってた
どうか明日が来ませんように
子どものころは思ってた
早く大人になりたいのに

いつになったら夢見てた自分に変わるときがくるだろう
寝ても覚めてもいつまでも
わたししかここにいないんだ

自分の足で自分の意思で自分で行くんだ

大人になったら何になれる?
将来と現在を辿ったとき
あたらしいうたがあふれだす
わたししかここにいないんだ

わたししかここにいないんだ