もう何度ここに来ても
もう何処にもいなくなる
でもきっとあなたの残したものを追いかけてしまうのでしょう
あの机の上のペンも
天井に隠れた星の粒も
誰も知らないあなたの宝物がこんなにもあふれてるのに
途方もない距離と時間だけが目の前に広がっている
こんな日が来ること知っていて少しも何も出来ないまま
あなたがいなくて
どうやらわたしまたひとつ弱くなってしまったみたい
あなたがいなくて
どうやってわたし、ここから音を飛ばして行けばいい
いつだって受け取って欲しいのはあなただけだったよ
もう、遅くて
あなたのすべてを本当は
わたし奪い取って閉じ込めてしまいたかった
わたしのすべてもただあなただけに
それだけに夢中で仕方なかったの
あなたがいなくても
わたし、わたしの音を織り上げてゆくから
あの向こうの星まで飛べたなら
きっとあなたのもとへゆける
そう願うの