むかし、あの子がとても嫌いで
死んでしまえと何度も思った
“お前がいなければきっともっと幸せになれたはずなのに”
時間が経って前を向けるようになって
好きな人が増えて笑えるようになった
でもあの子がすぐそばにいて怯えているような気がするの
「今が良ければ許される」なんて
そんなの自分が許せない
だけどわたしからなんて言えばあの子に伝えられるだろう
どんなことがあれからあって
本当は何を思っていたの?
今更だから謝らないけど
なかったことにも出来ないままで
もう少しそばに来て
もう少しだけ信じて
話しかけてくれたら、なんて
都合のいいこと考えてるよ
むかし、あなたがとても嫌いで
死んでしまえと何度も思った
同じくらいに自分のことも嫌いだったこと
話してみたいの